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誠心誠意、嘘をつく: 自民党を生んだ男・三木武吉の生涯 単行本 – 2005/7/1
水木 楊
(著)
戦後政治の設計図を描いた男の痛快人生。大義のためには手段を選ばず。安定保守政権を目指し、独裁者・吉田茂を陥れた機略。その深謀が自民党を誕生させ、低迷日本を回天へと導いた……。いま明かされる政治裏面史。
- 本の長さ389ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
- 発売日2005/7/1
- ISBN-104532165245
- ISBN-13978-4532165246
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登録情報
- 出版社 : 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版; New版 (2005/7/1)
- 発売日 : 2005/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 389ページ
- ISBN-10 : 4532165245
- ISBN-13 : 978-4532165246
- Amazon 売れ筋ランキング: - 446,206位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2021年10月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小説三木武吉も読みましたが、また違った面白さがありました。改めて今の世の中に必要な政治家と思いました(ただコンプライアンスが五月蝿い今では生き残るのが難しいかもしれませんが)
2006年1月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「誠心誠意、嘘をつく」このタイトルにあるように物事を成すには
何事にも誠心誠意真剣に取り組まなければ事を成すことはできません。
本書では戦前から戦後の自由民主党を作り上げるまで国家のために
誠心誠意尽力を尽くした三木武吉という一人の政党政治家の人間模様
が描かれおります。
私自身は何の知識もなくこの表紙にある頑固そうな老翁の肖像に
惹かれ本書を手にしたのですが読んでみると期待通り波乱万丈の
人生に富み「野次将軍」と異名をとるほど舌鋒が頗る鋭く、
当時大蔵大臣であった高橋是清の演説で「達磨は9年」と野次を
飛ばしたエピソードなどは読んでいて痛快でした。
やはり機知に富み相手をなるほどど思わせるような野次を言える
ということは、それだけ論理的で弁舌が立つ政治家としての証です。
また、日本が太平洋戦争に入り翼賛政治が蔓延る中、酒を断じてまで
立憲政治を取り戻そうと翼賛政治に対し真っ向から立ち向かい、
非推薦候補として当選した勇士には心から国を思う本物の政治家たる
所以を強く感じ心を打たれました。
この他、本書では鳩山、河野など多くの政治家が登場しますが
これらは今現在の政党政治家と深い関わり合いがあり、現在の
政治的歴史背景を与える一助にもなりより一層政治に興味を
持たせることでしょう。
ぜひ政治に興味がある方はご一読をお薦めします。
何事にも誠心誠意真剣に取り組まなければ事を成すことはできません。
本書では戦前から戦後の自由民主党を作り上げるまで国家のために
誠心誠意尽力を尽くした三木武吉という一人の政党政治家の人間模様
が描かれおります。
私自身は何の知識もなくこの表紙にある頑固そうな老翁の肖像に
惹かれ本書を手にしたのですが読んでみると期待通り波乱万丈の
人生に富み「野次将軍」と異名をとるほど舌鋒が頗る鋭く、
当時大蔵大臣であった高橋是清の演説で「達磨は9年」と野次を
飛ばしたエピソードなどは読んでいて痛快でした。
やはり機知に富み相手をなるほどど思わせるような野次を言える
ということは、それだけ論理的で弁舌が立つ政治家としての証です。
また、日本が太平洋戦争に入り翼賛政治が蔓延る中、酒を断じてまで
立憲政治を取り戻そうと翼賛政治に対し真っ向から立ち向かい、
非推薦候補として当選した勇士には心から国を思う本物の政治家たる
所以を強く感じ心を打たれました。
この他、本書では鳩山、河野など多くの政治家が登場しますが
これらは今現在の政党政治家と深い関わり合いがあり、現在の
政治的歴史背景を与える一助にもなりより一層政治に興味を
持たせることでしょう。
ぜひ政治に興味がある方はご一読をお薦めします。
2006年6月26日に日本でレビュー済み
結論を先に言えば、称賛できるほどの内容ではないと言える。
私自身がこれを読む以前に、三木武吉に関する本、あるいは「吉田学校」などを読んでたからかもしれないが、多分に引用が多いように感じて、政治家の伝記・評伝としての魅力を感じ得なかった。
三木武吉と言う政治家。今となっては名前すら知らない人が多いとは思うが、自民党の結党に勲功があるとすれば、彼が勲功第一である事に疑問を呈する人はいないと思う。だからこそこの本の物足りなさは目につく。
私自身がこれを読む以前に、三木武吉に関する本、あるいは「吉田学校」などを読んでたからかもしれないが、多分に引用が多いように感じて、政治家の伝記・評伝としての魅力を感じ得なかった。
三木武吉と言う政治家。今となっては名前すら知らない人が多いとは思うが、自民党の結党に勲功があるとすれば、彼が勲功第一である事に疑問を呈する人はいないと思う。だからこそこの本の物足りなさは目につく。
2005年9月3日に日本でレビュー済み
戦後の政界は55年体制の歴史と言えるかと思います。三木武吉という人は、その中心であり続けた「自由民主党を創った人」と言っていいのではないでしょうか。彼は保守合同を成し遂げた後亡くなってしまいました。本書は、彼の生い立ちから亡くなるまでの経歴を、多彩な人間関係や事件、エピソードとともに構成されています。
あまり知られない人物かも知れませんが、「現代にはいそうにもない人だ、昔はこういう人がいたのだ」と思わせるほどの興味深い記述も多々あります。個人的には「早稲田学生時代に、山県有朋邸の前で連日藩閥政治の非難を話題に演説の練習をした」「対米開戦前に東条英機にそれを諫めたこと。聞き入れられないと、板垣征四郎に忠告しに南京まで行った」ことなどに驚きました。容易に想像ができますが、命がけの行為であったはずです。一般的には「策士・謀略の将」とのイメージが大きいでしょう。私もそうだったのですが、この一冊で印象が大きく変わりました。
所々に作者の主観も混じっていますが、それでも三木武吉という人物を知るための良い手がかりとなると思います。ページ数も手ごろでテンポ良く一気に読むことができました。手にとってみてはいかがでしょうか。
あまり知られない人物かも知れませんが、「現代にはいそうにもない人だ、昔はこういう人がいたのだ」と思わせるほどの興味深い記述も多々あります。個人的には「早稲田学生時代に、山県有朋邸の前で連日藩閥政治の非難を話題に演説の練習をした」「対米開戦前に東条英機にそれを諫めたこと。聞き入れられないと、板垣征四郎に忠告しに南京まで行った」ことなどに驚きました。容易に想像ができますが、命がけの行為であったはずです。一般的には「策士・謀略の将」とのイメージが大きいでしょう。私もそうだったのですが、この一冊で印象が大きく変わりました。
所々に作者の主観も混じっていますが、それでも三木武吉という人物を知るための良い手がかりとなると思います。ページ数も手ごろでテンポ良く一気に読むことができました。手にとってみてはいかがでしょうか。